スタートライン

d design travel 編集部のライター募集記事を見つけたのは2度目だった。1度目も心に引っかかったけれど、そのときは自分のレギュラー仕事が活気づいていたので、放置してしまった。


2度目、すなわち今回は、レギュラー仕事が見事に終わりを迎えようとするタイミングだったことと、そろそろ自分の“ライフワーク”となるような仕事をしていきたいと考え始めていたときだった。募集記事に目を通すと、そこに書かれていた全ての言葉に強い縁を感じ、気づいたら履歴書をポストに投函していた。


とはいえ、自信があったわけではない。私の書く文章なんぞ、素人に毛が生えた程度だと思っている。世の中には自由自在に言葉を操って伝えられる人がごまんといるのだ。それなのに、書類審査→面接→取材同行→テスト原稿審査、という段階を経て、今、スタッフの一員、“ライター”としてスタートラインに立っている私がいる。自分でも驚きである。


ナガオカさんは言った。「上手い文章なんて面白くない、そんなものは求めていない」と。だから、私の中の何か――文章力を補う何か!?――別の点を気に入ってくれたのかもしれない。とにかく、多くの応募者の中から選んでいただいたからには、やるっきゃない。やってやろうじゃないの! というわけで、久しぶりにブログを始めてみることにした。書く練習にもなるでしょう。笑


◎当サイトに掲載している画像およびテキストの無断転載はご遠慮ください◎
Unauthorized reproduction prohibited

*gogomaiky

0コメント

  • 1000 / 1000