空気のボタン

現在、伊勢丹で開催されているガラス作家・木越あいさんの個展に行ってきました。あいさんは、夫の大学時代のクラスメイトであり、夫がその当時から続けているバンド仲間(その話はまたいずれ…笑)の奥様でもあります。科は違うけれど私の大学の先輩でもありますね。

展示には何度かお邪魔させていただいていますが、あいさんの作品には1つ1つにストーリーがあって、見ていると想像が膨らむものばかり。つい、ぐるぐると全角度から見てしまいます。

ユニークだったのは、数人の違う技法を持つガラス作家がコラボして創り上げる「ケダモノ」という作品。別の作家が創った球体を受け取ったあいさんが、イマジネーションをふくらませ、不思議なケダモノに仕上げていく。そして最後にストーリーを与え、命を吹き込む。まるでおとぎ話のような「あいワールド」。あ、あいさんの作品にはどれも共通してそのような世界観があるんですよ。

以前手に入れたこのグラスは、ちょっとよい気分のとき、お酒を飲むときに登場しています。

今回は一番最初に紹介した写真=「空気のボタン」を連れ帰りました。ピンバッジになっていて、リボンの色をかなり悩んでしまった(この組み合わせを選ぶ人は珍しいとか!)けど、今からどの洋服に着けようか、ワクワクしています。

展示は7月11日まで。ぜひ生の作品を見てみて欲しいな〜と思います。


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*gogomaiky

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