「貧乏くさい」をポジティブに。初ダーニングで靴下お直し
いつから私は植物に興味を持つようになったのだろう。いつから民藝(民芸)好きになったのだろう。ベランダの睡蓮鉢ではメダカなんぞを育て、多肉植物を寄せ植えたり、木製品や鉄の調理道具の経年を楽しんだりしている。最近では自家製のぬか漬けを始め、毎日食べている。すこぶる快腸だ。
そして、先日の「なんちゃって金継ぎ」に続いて、今回は靴下のお直しに手を出した。考えただけで貧乏くさい。笑
まず、ゆるんできたゴム対策。調べによると、裏側にギャザーを寄せたりするときに使う「ゴムカタン」という糸を並縫いするといいらしい。手芸店で探すと、ゴムカタンより進化してさらに良いとアピールしていた糸があったので、それでやってみた。(↓左がafter 右がbefore)
うん、貧乏くさい。笑 そもそもすでに色あせてボロボロ。これに穴まで開いてしまったので、ふつうだったら捨てる。だけどもう一つ、やってみたいことがあったのだ。それが「ダーニング」というもの。
かかとに開いた大穴。きのこのようなダーニングマッシュルームを裏側に当て、毛糸などではた織りの要領で塗っていく。マッシュルームがなければ電球や似た形のもので代用できる。私はこの毒キノコのようなマッシュルームを1年以上も前から用意し、何かに穴が開くのを心待ちにしていた。ようやく穴が開いてくれたのだ。笑
私は刺繍糸を3本取りにしてやってみた。やり方は、なんとなくの見よう見まねなので、これでいいのかよくわからない。靴下の色合いに合わせ、目立たないのはもったいないので、パターンに見えるようにした…つもり。
ふむ。一応、形になった。残念なのは、完成したあと突然春から夏のような気候になり、この靴下の出番が当分なさそうなこと。もっと練習したいなぁ…と、穴の開いたGパンを見つめる日々である。(注:もともと穴の開いているデザインです。笑)
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